婦人科を味方につけて私らしいライフデザイン、はじめませんか?

第63回月例勉強会「ブライダルチェックって何するの?」

 

開催日時: 2014年9月25日(木)19~21時 

開催場所: ワイアードカフェ大宮ルミネ店

参加者: 7名

<報告レポート>

 ブライダルチェック=結婚前にしておく健康診断…と思いきや、
調べれば調べるほど、妊娠出産できるか/させられるかが重要であって、
本人同士の健康はここではまったく無視?!という印象。


 性感染症をはじめ夫婦の健康について勉強するつもりでブライダルチェックをクローズアップするはずが、

深い問題を考えさせられる機会となりました。

 結婚は、当人同士の人生の伴侶をみつけるとか、
好きな人と一緒に暮らしたり同じ名前になる事の喜びという参加者サンからのご意見。

しかし現実は、やはり昔ながらのお家繁栄
(結婚したからには子どもを産まなくてはいけないというプレッシャー、
男の子を産めないとダメな嫁扱いされる昔ながらの風習)が、根強く残っているのでしょうか?


 逆に「結婚しないのに子どもを産むなんて」という点で問題視されやすい非婚母の私としては
女性がどんな状境でも出産できる社会づくりができたらいいのにと、

結婚と子どもが結びつかない前提という男子校出身の女子参加者さんは
「子どもありきの絆って寂しいと思う」など、
ちょっと変わった立場からのコメントについても話し合いました。


 本来の意味で、結婚する前に検査しておくのであれば、本人同士の、
それこそ現代的に流行りというわけではありませんが遺伝子検査で、
もし糖尿病になりやすければ食事に気を使うとか、
ガンのリスクが高ければ夫婦で声かけ合って検診を定期的に受けるなど
今後の結婚生活で必要ですし、
日常生活でいえば、アレルギーのパッチテストを改めて確認してみたり、
歯科検診も必要ですし、
夫婦生活を考えるなら、婚前に性癖や人づきあいの情報共有も必要なのでは?と思いました。
また、男性は睡眠時無呼吸検査、女性は甲状腺や骨粗鬆症など、
“ふたりで人生を共にすごすため”の健康チェックを
今後もピックアップしてみたいなと思いました。


 また、参加者全員が考えさせられたことに関して、
ブライダルチェックが妊娠能力検査であるなら
もし異常が出た場合は結婚中止なのか、という問題。


 そこで、ふたつの立場で考えてもらいました。

★妊娠できないと結婚したくないと彼に言われて妊孕性確認で受診した女性。
そんな結婚ってアリ?!

★自分の息子は学生だが彼女ができた。
その彼女は年上で30代だという。さて素直に喜べる?喜べない場合その理由は?

 前者では「基準がおかしい」「そんな男やめちまえ」など思っても、
後者になると「孫の顔が見られない心配をしてしまう」という矛盾が生じた。

 前者で「酷い話だ」と思うけど、実際自分が結婚する時相手が妊娠できない場合は考えてしまいそうです…
という男性も。

 「ブライダルチェックの響きと内容のギャップにビックリ」
「ブライダルチェックの言葉が、本来の意味からかけ離れていると感じた」
という感想もいただきました。


・・・と、哲学的な意見交換をしつつも、
テーマを広く検診と考えたとき、ブライダルチェックのほかに
レディースドック・メンズドック、というのもあるというお話と、
検査項目について男女差がある検査値の存在をご紹介。
(赤血球数、ヘモグロビン、血糖値、コレステロール値、HDL値、尿酸値など)


 長くなりましたが、意外にも深い内容で充実した勉強会となりました。でも楽しかったです♪